2013年4月19日金曜日

36.マシューを囲む―ヒサン

このブログによく登場するヒサン。
マシューの散歩は率先して出かけてくれ、
帰宅すればマシューを寝かしつけてくれ、
ともすればマシューのベッドと化している。


“しましましゅー”のかわいいイラストも
毎晩せっせと制作してくれる彼女はイラストレーターさん。
絵を描くのがとても好きで、私と話をしている最中も、ティッシュ箱や
そこらへんにある封筒など、余白を見つけては落書き、いやお絵描きをしている。
このブログにも毎晩せっせと素敵なイラストを描いてくれる彼女だが、
どういうことか、仕事となるとこうはいかない。
こんなに日常的にお絵描きをしているのに、
まったくおかしい、どうしてか仕事では筆が進まない。
ヒステリーにカキさんに当り散らし、機嫌は悪くなる一方。

私は彼女に仕事を依頼する立場である。
依頼をすると必然的に、管理をすることになる。
毎回困るのが、彼女は〆切直前にならないと仕事に取り掛かれない、
恐ろしいほどのスーパースロースターターだということだ。
なので、私は彼女用に2重3重に〆切を設定したスケジュールをつくるのだ。
そして、毎日ストーカーのように彼女を急かし続ける。
連日連夜の立ち寄りチェック、帰宅したらチャットをONして、
「今なにやってるの?」と、執拗な追い込みをかける。

するとこうだ。
負い目があるのだろう、直接口には出さないが、
こうやってメモで訴えてくるのだ。




そんな彼女が、”しましましゅー”は楽しみにしてくれている。(ようだ)
私のイラスト指示を待ってくれている。
むしろ、”しましましゅー”に至っては立場は逆転し、
私の筆の遅さにヒサンから追い込みがかかる。
というわけで奇跡の第36話。


いつまで毎日更新続けられるかな・・・。
ちなみに、毎回険悪になったり励ましあったりしながら進める彼女との仕事は、
結果、なかなか良い仕上がりとなる。
終盤、発奮し、ムキになる彼女は、結果要望以上のことをしてくれる。
負けん気と食い気でヒサンの半分以上はできているんだと思う。
一応フォロー。あはははは。



2013年4月18日木曜日

35.カキカメラ(1)


ヒヅメを食らう。
ヒヅメは硬いので、歯が折れてしまう事故があったりするらしい。
マシューは大好きだが、このヒヅメ、
噛み出すと激臭で、部屋中たいへんなことになる。
よって、ヒヅメはあげるのをやめようと心に誓った。


ヒヅメを食らった後の口元は悲惨だ。
汚いだけでなく、激臭も加わる。
時間が経過すると前脚も一緒にカピカピしてくる。
よってヒヅメは二度とやんないと、固く心に誓うのだ。




2013年4月17日水曜日

34.最近ヨシオは寂しいらしい

ヨシオがシャチホコの街へ単身赴任して1ヶ月が過ぎた。
毎晩“しましましゅー”の更新をチェックしてから床に就くのが日課だ。
床に就く前に、iPhoneのfacetimeという機能で電話をかけてくる。
要するにテレビ電話だが、第一声が
「マシューは元気?」である。
要するに、マシューを見たいということだ。


よって私はiPhone片手にマシューを追いかけ回すことになる。


そんなヨシオを知ってか知らぬか、
会社の上司が犬を飼い出したから見に来い、とご自宅に招いてくれたとのこと。
訪ねるとそこにはまだ生後3ヶ月ちょっとのトイプードルのパピーが。
飼い出してからまだ1週間そこらだとのこと。

ヨシオから興奮気味に電話がかかってきた。
そのパピーがとてもお利口さんなんだと、
吠えないし、一人で大人しくしているし、
でも愛嬌もあるし、とにかくヨシオはカルチャーショックを受けたというのだ。


つまり、マシューと真逆を行ったパピーちゃんだったのだろう。
そういう犬がウチに来てたら楽だったね・・・、と言いそうなのを、
お互いグッと堪えた。


最近のヨシオは散歩をしている犬に出会うと、つい頬が緩み、
その後、とても寂しくなってしまうらしい。

そしてつい先日、シャチホコの街のオシャレスポットに
ビションフリーゼがいたと報告をくれた。
涙やけもないし、フワフワで真っ白で、
あれは間違いなく本物のビションだ、という。

おい、マシューだって本物だぞ。






2013年4月16日火曜日

33.マシューを囲む―ヨシミ

しゃべっているとやたらと顔が動く女だ。
特に、おでこ、というか眉毛。
上に下に右に左に・・
私の姉が、彼女と初見の時、
「ねえ、ここ押さえたくなる」と眉間を人差し指で押さえてしまった。
そんな無礼なことを突発的にしたくなるほど、
とてもよく動く顔を持っている。


大分弁と博多弁と関西弁がごっちゃになった、
とても愉快なしゃべりっぷり。
そして、ずっとしゃべり続ける習性からか、たまに声が男になる。

そんなことはどうでもいい。
どうやらヨシミはマシューに人間だと思われていないようなのだ。

我が家に女子がくれば、
マシューは必ず歓迎の舞の後、
クネクネとぶりっ子し、チンコ丸出しの甘えポーズを披露するのだが、
ヨシミにはしない。

決して甘えず、寄り添わず、
犬相手にするポージングでヨシミを挑発し続ける。

するとヨシミは貞子で応戦しだす。



ヨシミはマシューに負けたくないらしい。
人間の凄味を懸命に示し続ける。

挙句の果てには我が家では絶対に目のすることのない、
アクロバティックな人間の姿を見せつける。

そんなことが続いたからか、
ますますマシューはヨシミを人間ではない何かだと思い続けている。


ちょっとおかしなヨシミに、ヒサンが数年前に発した名言がある。
「ヨシミ、時々、うつむいていると一瞬だけ美人・・」

そう、ヨシミはしゃべらなければ、
たまに、美人。




2013年4月15日月曜日

32.しましま商品企画

地肌が透けるほど毛の薄かったマシューだが、
成長とともに増毛し、ふわふわになってきた。

マシューはどこでもゴロゴロ、そして犬とは激しく遊ぶ。
トリミング翌日には、ベージュのカーペットと同化するほど
薄汚れた犬になってしまう。
そして、顔、と首のワンたちの噛み噛みポイントからは獣臭。

少しでも汚れと臭いを防ごうと、外出時には服を着せるのだが。

なんだかフォルムがおかしい。
そして、服を脱がせると


見事なツートーン。
これはもう、白い犬の宿命か。
ふわふわな犬の宿命か。


だからいつも思うのだ、
こういう服があったらいいのに・・・


軽量で通気性の良い、かつ伸縮性のある素材で全身スーツ。
顔も尻尾もカバーしてくれるやつ。
求む!!!

ついでに、マナーベルトも。


まぬけなんだ!
キュッて、キュッて・・・
(意外とスリムなマシューはマナーベルトがSサイズだ!)
あの段差を埋める素材のマナーベルトがあるといいのだが。
毛足の長いファーで作ったマナーベルト、如何だろう。
暑いだろうか。
いや、秋冬限定でもよかろう。1年の半分は我慢しよう。
求む!!!


でも、あれだな。
マシューの暴れ特性を解消すればいいんだな。
それに、マーキング癖をなんとかすればいいんだな。
要するに、我々のしつけがなってないんだな。

猛省しながら、最近の再々トレーニングのご報告をば。
効果が少し出てきた。
深夜の要求吠えが、“泡を吹くくらい力いっぱいのマズルロック”で改善の兆し!
それに伴ってか、家中マーキングをしてしまう現象も、
少しずつトイレに戻ってきたのだ。





2013年4月14日日曜日

31. ヨシオの無駄吠え

ヨシオは酒が入るとなお一層、マシューがかわいくなるようだ。

マシューが我が家に来てからまもなくのこと。
何度も言うが、マシューは留守番が出来ないだけでなく、
ハイパーアクティブな特性を存分に発揮していたため、
私は仕事を大幅に減らし、朝から晩までふりまわされまくり、
つまり疲弊しきっていていた。


そんな頃、ヨシオがこんなことを言い出した。



私は凍りついた。
よくもまぁ、いけしゃあしゃあと・・・・。

帰宅が深夜になることの多いヨシオは、
全身で歓迎の舞を披露するマシューがさぞかわいかったのだろう。
酒の力も相まって、日に日にその愛情は増し、ついに溢れ出した。



まぁ、飼い犬を愛しく思うことは結構なことだ。

ヨシオの帰宅後、ようやく落ち着いて仕事に入れる私は、
マシューを預けて隣室で作業に入る。
しかし30分もしないうちにマシューが私のもとへ逃げ込んでくる。
ヨシオが迎えにくる、マシューが逃げ込んでくる、
ヨシオが迎えに、マシューが逃げ込み・・・

どうやらマシューも酔っ払いはウザいらしい。
残念ながら相思相愛、とはなかなかいかない。


そんなヨシオの親バカならぬ、飼い主バカが一線を越えたな、と
思ったエピソードがある。

よく利用するドッグランに、とても賢い犬。
飼い主さんと投げるボールに夢中で、
ボールと飼い主さん以外はまるで空気のよう、見えていない。
ボールをキャッチすると、ベンチに座る飼い主さんの元へ一直線に走り、
背筋を伸ばしたお座りの姿勢で、一心にボールを投げてくれるのを待つ。
じつに見事な光景である。

うっかりその賢犬とマシュー、
2匹だけになってしまったことが何度かある。
この世で何よりも犬と遊ぶことが大好きなマシューは、
賢犬を延々と追いかけまわす。
賢犬には飼い主さんとボールしか見えていない。
それでもマシューは笑顔でひたすら隣を走り続け、
飼い主さんの前では真似をしてお座りをする。
延々と、延々と、ずーーーーっと、繰り返し続ける。
賢犬は一度もマシューを見てくれない。
もう、そこには何もいないような素振りである。

見ているこちらも、あまりな光景に肩を落とす。
ネグレクトほどツライもんはないだろう、、、
なのにマシューは満面の笑みで尻尾ブンブン。
見ているのも辛く、賢犬と飼い主さんには申し訳ないしで、
はしゃぐ愚息をなんとかとっ捕まえて帰るのだった。

その家路でヨシオがこんなことを言ったのである。


決してそんなことはない、と思うぞ。
むしろ、あれは100点満点だ!
お前の発言は負け惜しみってやつだ・・・。




2013年4月13日土曜日

30.マシューを囲む―大盛り嬢

近所に住むデカいお嬢さん、大盛り嬢。

私やヒサンとは小学校時代がかぶらないくらい年下の女子。
長身に、サラサラのロングヘア、
クリックリのお目目におっきなおっぱい。


ヒサンの来訪ではパンツ一丁でゴロゴロしているヨシオも、
大盛り嬢の来訪には慌てて服を着替え、満面の笑み。


外資系の競争激しい会社でバリバリの営業さんをやっている大盛り嬢は、
仕事で疲れるとマシューに会いに来る。

「いやーん、マシューめっちゃかわいいやん。
 癒される~↑」
と、京都なまりのしゃべり。
ヨシオだけでなく、マシューもメロメロ。

大盛り嬢はダイナマイトバディ、
何度も言うが、おっぱいがデカイ。
そのうえぽよんぽよん。
オモチャにパンチをするフリをして、何度もお嬢のおっぱいをパンチ。
パンチ、パンチ、パンチ。

おまえ、それわざとだろ・・・・、気まずい空気が漂ってくる。
どうやらヨシオのみならず、マシューも、お嬢のおっぱいが大好き。


そうだな、あのおっぱいはさぞかし気持ちがいいだろう。
好きなだけダイブするがいい、犬の特権だ。
私とヒサンにはないしね、、、
私はね、あんなもんいらないから解散させたしね!